理学療法(PT)

対象

  • 脳性麻痺
  • ダウン症 
  • 脊髄筋疾患
  • 運動発達遅滞
  • 小児整形疾患
  • 脳卒中
  • 脊髄損傷
  • 切断
  • 変形性関節症
  • 心筋梗塞などの心疾患 等

目的

何らかの理由で、寝返りやお座り、つかまり立ち、歩行などの発達が遅れているお子さまや、病気やケガで体に不自由のある方に対して、運動の発達や基本的な動作能力の向上、姿勢の改善、移動手段の獲得を促すとともに、体の変形や関節が固くならないような工夫をご提案したりします。また、呼吸機能や循環機能の維持や改善などもお手伝いします。

主な治療内容

一人ひとりの患者さんに合わせた治療方針を立てていきます。

運動発達遅滞のお子さまに対して

発達が遅れている原因を分析し、お子さまに合わせた運動や遊びを通して発達を促していきます。またお家での練習方法や遊び方などを提案します。

歩行訓練の様子

肢体不自由・重症心身障害児・者の方に対して

基本動作能力の獲得・変形拘縮の予防・ポジショニング・呼吸理学療法などを、個別評価を基に行っていきます。また下肢装具や車いす、座位保持装置などの補装具の作製を、医師の指示のもと製作業者と連携して進めます。

補装具の相談

脳卒中や脊髄損傷の後遺症など成人疾患の方に対して

日常生活動作能力の維持・改善のためのアプローチを個別評価を基に行います。また自宅で行える練習方法の提案や、日常生活の過ごし方に対しての助言を行います。

心疾患の方に対して(心臓リハビリ)

心肺機能の維持・向上や運動耐容能の向上を目的に、自転車エルゴメーターやリカンベントを用いた有酸素運動を行います。また、血圧などのバイタルサインの自己管理も定着できるように支援します。

心臓リハビリ室