リハビリについて

リハビリテーション部のご紹介

リハビリテーション病院でのリハビリテーション専門職種として、理学療法士(PT)43名・作業療法士(OT)42名・言語聴覚士(ST)21名で合計106名が所属しています。リハビリテーションの専門病院としての役割に答えるため、県下の中でも充実した職員数を確保しています。
スタッフの臨床経験は、35年以上の経験を持つ職員から若手職員まで幅広く所属し、経験値の共有と人材育成を重視し、すべてのスタッフが質の高いリハビリテーションをみなさんに提供できるよう取り組んでいます。
スタッフ全員で、責任を持ってみなさんに関わらせていただきますので安心してご相談下さい。
“みなさんと共に歩みます”

入院のリハビリテーション

急性期を終え、回復期にある方に、入院担当スタッフ(約70名)がそれぞれの専門性を活かしたリハビリテーションを365日、毎日実施しています。
心身機能の向上とその人らしい生活の実現を目指しています。
私たちは最新設備やリハビリテーション理論を使って、みなさんに関わっていきます。

各病棟専用のリハビリ訓練室

障害者入院病棟専用リハビリ室
回復期病棟専用リハビリ室
回復期病棟専用リハビリ室
南2病棟内の専用リハビリ室

歩行能力獲得に向けた取り組み

装具や天井走行リフトを用いた練習
早期から安全に歩行練習できる環境
階段昇降練習
下肢切断の方の義足を用いた練習
歩行能力獲得への取り組み

日常生活動作の自立に向けた取り組み

更衣動作の練習
食事動作の練習
トイレ動作の練習
入浴動作の練習
上肢切断の方の筋電義手を用いた生活動作の練習

高次脳機能障害や失語症への取り組み

集中できる個室リハビリ室
多種多様な検査道具
代償手段の活用
言葉の練習

嚥下機能の改善に向けた取り組み

嚥下機能の評価
舌圧測定
微弱電流を用いた練習
食形態の工夫

IADLの再獲得に向けた取り組み

IADL(手段的日常生活動作)とは、基本的な日常生活動作よりも高度で複雑な買い物や洗濯、家事全般、金銭管理、服薬管理、交通機関の利用など応用的な動作の総称です。

調理動作の練習
掃除機を使う練習
洗濯物を干す練習
小銭を取り出す練習
運転評価
車の乗り降り練習

生活環境への直接的な取り組み

自宅環境の調査
自宅での動作確認
自宅周辺の移動確認
自宅を想定した動作練習
家族、関係者との連携
住宅改修の提案

外来のリハビリテーション

リハビリテーション科(外来)については以下よりご覧ください。

こども支援施設・療養介護施設のリハビリテーション

こども支援施設では、0歳から18歳までのこどもさんを対象に、成長に合わせた療育を支援しています。療養介護施設では、18歳以上の重症心身障がい者の方の医療・介護・リハビリテーションを行っています。
2つの施設では、PT・OT・ST合わせて5名の専従職員が配置され、マンツーマンでリハビリテーションに当たっています。年齢やその方の症状に合わせたリハビリテーションを心がけ、病棟・関係機関などと連携しながら取り組んでいます。

マンツーマンでしっかり向き合える環境
日常生活動作への介入
能力を引き出した動作練習
安楽な姿勢の獲得への取り組み
病棟との連携
通学の練習