南2病棟先輩からのメッセージ
南2病棟看護師 長谷川 佳南
令和3年4月入職 香川県立高松南高等学校専攻科看護科卒
現在の仕事内容
主に整形・脳神経系の疾患を持ち、急性期での治療を終え在宅や社会への復帰を目指す患者さんを対象に日常生活面の援助を行っています。他職種と協力しながら患者さんが今後の生活の中で直面する課題を日々アセスメントし、患者さん一人一人に合ったケアを提供しています。
当病院を選んだ理由と実際に仕事を始めて感じたこと
回復期リハビリテーション期にある患者さんは病気を発症する前の自分と発症後の自分の違いを少しずつ受け入れていく時期にあります。その過程で生じる今後への不安や焦燥感はとても大きいものになります。そんな患者さんやご家族の手を取り一緒に今後について考え、出来ることに目を向けて前向きに疾患と向き合う当院のリハビリテーション看護に魅力を感じました。
仕事についてのエピソード
患者さんの背景や疾患により入院期間は様々であり、看護師として患者さんに関わり、ケアを提供できる時間は限られています。その中でもベッド上で経管栄養を実施していた患者さんが退院の時には車いすに座って経口摂取できるようになったり、最初は単語での会話だった失語症の患者さんがリハビリや看護を通してコミュニケーションを確立していき、退院の際に「お世話になりました。ありがとう。」と伝えてくださるようになるなど、様々な患者さんの新たな一面に立ち会うことができる度にリハビリテーション期の看護師としてやりがいを感じます。
仕事を通しての将来の夢
誠実に患者さんやご家族に向き合うことを常に心がけ、何気ない日常を支えることができる看護師を目指していきたいです。
就職活動をしている皆様へ一言
私自身、学生時代はコロナ禍ということもあり、実習に制限がある中での就職活動だったため不安でいっぱいでした。ですが当院の先輩看護師や患者さんが優しく、あたたかく受け入れて下さり、今では安心して仕事に励むことができています。
新しい環境に踏み出すことを恐れず、自分のしたい看護の実現に向けて頑張ってください。みなさんと一緒に働ける日を心待ちにしています。
南2病棟看護師 岡坂 彩七
令和4年4月入職 香川県立高松南高等学校専攻科看護科卒
現在の仕事内容
患者さんがリハビリテーションに専念できるように、身体状態の観察、リハビリテーションのための生活環境の調整などの日常生活援助を行っています。また、退院後の生活を見据えて患者さんやご家族とコミュニケーションをとり、入院生活を支援しています。
当病院を選んだ理由
患者さんの回復を一緒に感じることができるところに魅力を感じています。患者さんの回復のために他職種スタッフと共に患者さん一人一人と向き合い、個別性のある関りがされています。
仕事についてのエピソード
患者さんが回復していく様子を見ることができたり、患者さんに「ありがとう」と声をかけてもらえる時にやりがいを感じています。移動手段が車いすから歩行器、歩行器から杖へと変わっていく方や、経管栄養から経口摂取できるようになった方など、できることが増えていくのを見ていると自分も頑張ろうと元気をもらえます。
仕事を通しての将来の夢
患者さんを精神的にもサポートできるような看護師になりたいです。
就職活動をしている皆様へ一言
私が学生の時は新型コロナウイルスの影響で実習が少なかったので、就職した時についていけるかどうか不安でしたが、先輩看護師が優しく丁寧に関わってくださるので、不安な気持ちになることはなく仕事に臨むことができています。就職活動、頑張ってください。応援しています。