病院長ご挨拶

病院長   千田益生

かがわ総合リハビリテーション病院は、1986年(昭和61年)に障がいを持つ人々のための病院として設立されました。現在では、障がいを持つ人々に限らず、開かれた病院として地域の子供さんから高齢者の皆様まで幅広い患者さんに質の高い医療を提供することを目的として医療を行っております。

内科、小児科、脳神経外科、眼科、整形外科、リハビリテーション科、歯科では、経験豊富な常勤医師が診療を行っております。内科は、高血圧、脳卒中、心臓疾患、糖尿病などの生活習慣病が専門分野であり、幅広い疾患を治療しています。小児科は、脳性麻痺や発達障害を専門分野とし、香川大学病院小児科や基幹病院の小児科と連絡を取って診療しています。脳神経外科では、脳血管障害や脳外傷による麻痺や高次脳機能障害の評価・治療を専門分野として診療を行っています。この度、かがわ高次脳機能障害支援センターを2023年11月に設立し、病院における診断とリハビリテーションから、相談支援、成人支援施設における自立訓練、就労移行訓練、福祉センターにおける社会参加支援が、一体的となってサービスを提供できるよう組織を整備しました。眼科では、糖尿病による眼疾患やロービジョンを専門分野として視能訓練なども行っております。整形外科では、小児から高齢者まで骨関節疾患や脊椎疾患などを専門的に診ております。リハビリテーション科では、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師、ソーシャルワーカーなどと協力して質の高いリハビリテーション医療を行っております。歯科では、障がいを持つ人々への口腔ケアも含めた治療や麻酔下での歯科治療など高度な歯科医療を行っています。また耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科に関しましても、専門の医師が高度な医療を提供しております。このように幅広い専門医師が対応できる病院であると自負しております。

障がいを持つ人々や地域の皆様にとって、役に立つ・頼りになる病院として機能していく所存です。気軽にご利用いただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。